今年から会場を銀座に移し、新たな気持ちでスタートしたMOODSTOCK。
昨年の12月に行われて以来だったので約半年が過ぎました。
リハ等もほぼ順調に進み、定刻から遅れること10分。MOODSTOCK銀座は幕を開けまし
た。 オープンからはMOODSTOCK DJ'sのメンバーによるJazzyな選曲。
会場内の席も徐々に埋まり始め、だいぶいい感じになったところで今夜の一組目。
2005年MOODSTOCK最初のライヴ、Bophana(ボファーナ)のライヴがスタートしまし
た。 ブラジル音楽を奏でるトリオ。ヴォーカルの女性の美しく、そして深い歌声。弦を爪
弾きながらコーラスをとるギター。そして心地良い低音を響かせるベース。
1曲1曲が終わる毎の嵐のような拍手。 先日来日を果
たしたCaetano Velosoのナンバー等も美しく聴かせてくれました。 |
再び、ラテンやジャズの選曲で雰囲気を作りながら、
2組目のライヴ、Satoshi Hori x Yoshio Watanabeがスタート。
フラメンコギターから発せられる強烈なパッション。パーカッションもベースもいい
感じ。 今宵もまた素晴らしく、そして研ぎ澄まされたスパニッシュグルーヴが全開でした。
気付くと会場内は溢れんばかりの人に。 |
DSKによるオーガニックな映像とMOODSTOCKのロゴとのコラボレーション。
色鮮やかに照らし出される映像のすぐ隣には、かなり大ぶりの花が配されている。
スポットライトで照らされた花は堂々とそして可憐に鎮座している。
空間デコレーションユニットCOMMUによるもの。
そして今回も自由が丘のグリーンフラスコチョイスのアロマ。
セルリアンタワーの時から、毎回、異なった香りで好評のアロマ。
今回も皆様の嗅覚を刺激することが出来たでしょうか?
DSKの映像、ステージに飾られたCommuの静物と溶け合うように、そして今夜の出演者
によっても香りを変えてみました。 |
今回はドイツ生まれの精油シリーズ「TAOASIS(タオアシス)」。
"フラワーブーケ"(前半)・・・ジャスミン、ローズ、ローズウッド、オレンジ、グレープフルーツ等で、高貴で華やかな雰囲気を演出。
"南太平洋"(後半) ・・・ローズウッド、イランイラン、バニラ、オレンジ、トルー等で、柔らかくそして甘
い、リゾートを連想させる甘い媚薬のような香りでエキゾチックな雰囲気を演出。 |
しばらくその雰囲気の中で、ライヴの余韻に浸る方、DJによる心地よい選曲に身体を
預けている方、シェフ特製のフィンガーフードで舌鼓をうっている方も見受けられ
る。 それぞれの楽しみ方で満喫しているようでした。 |
そして3組目のライヴ、cutman-boocheの登場。
彼らは大阪を拠点としているグループで久しぶりの東京ライヴ。
お客さん達の目は期待でいっぱいの眼差しでステージに向けられている。
そしてライヴは素晴らしかった。個性溢れるしゃがれたヴォーカルに導かれるように
ベースとドラムの競演。彼らもまたアンコールまで飛び出し、東京の夜を大阪色に染
めてくれた。心に染みるその歌声になんだか懐かしさを覚えた、そんなライヴでし
た。 |
ライヴ後は今夜のゲストDJ、社長(SOIL&"PIMP"
SESSIONS)。 新旧織り交ぜたJAZZYな選曲で、会場内をより一層華やかに演出してくれました。
社長のDJ目当てのお客様はもちろんブースに近寄っていく。
会場の雰囲気と、社長の雰囲気が絶妙にはまった瞬間でした。 |
そして4組目のPIMP from
SOIL&"PIMP" SESSIONSがスタート。 トランペットのTABU率いるカルテット"PIMP"。タブゾンビのトランペット、丈青のピ
アノ、秋田ゴールドマンのベース、そしてみどりんのドラムス。
ジャズの持つ緊張感、そしてスピード感、オリジナリティ溢れるアドリブの連続。
さすがの一言でした。 SOIL本体はそれは間違いないけど、現在、いろいろな形態でもライヴを行っている彼ら。
SOIL絡みのライヴはどれも素晴らしいので、みなさんそちらも要チェックですよ。 |
ライヴ後はラテンジャズを聴きながらシャンパンのボトルが次々に開けられたり、
座って談笑したり、思い思いの過ごし方で寛ぐ。これもまたMOODSTOCKの楽しみ方の
一つであると思う。 |
そして朝、MOODSTOCK初の銀座は400人を越すご来場で幕を閉じた。 |
本当に多くの方にお越し頂けたこと、心より感謝致します。
一人一人のお客さん、そしてステージに立つアーティスト、そしてスタッフ、
この日、この会場に集まった一人一人から発せられたグッドヴァイブが一つになり、
素晴らしい空間、雰囲気を作り出すことが出来ました。 |
次回は7月23日。 皆様にとってステキな夜になるよう演出させて頂きますので宜しくお願い致します。
梅雨もあける時期。夏を感じさせる素晴らしい夜を最高のライヴとともに過ごしましょう。 |
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