夏、海、ビーチ。 一年に一度の海イベント"MOODSTOCK
in 葉山" 天気にも恵まれた8月6日、葉山は一色海岸にある海の家"UMIGOYA"にて開催されまし
た。
スタッフは前日入りしたので、当日は朝9時に元気に会場入り。
ステージ周り、DJブース周り、エントランス設営、FJDデザインによる鮮やかなキャ
ンバスを設置したりと準備はすすめられました。
それにしてもこの海の家には、ひとつ大きな特徴がある。
ご存知の方も多いかと思うが、ステージが普通とは違うのだ。
ステージの向こうは大海原。 出演者は海をバックに演奏を。お客様はステージの向こうに海を望めるという素晴ら
しいロケーションなのだ。 そして葉山といえば綺麗な海、ビーチが特徴である。
|
そうこうしているうちにオープンの時間が迫ってきた。
出演者も続々と葉山入り。 そして12時過ぎにイベントはスタートした。
ジリジリと照りつける太陽の下、白いビーチも裸足で歩くと熱い。
JAZZやLATINのリズムで身体を揺らしながら、ビールを飲む。
旨い。 真後ろのビーチを見やると、お客さんはもちろん、出演者も海で遊んでいる。
日焼けに没頭している者もいた。 |
そして紫外線がちょっと弱まりだした14時頃に今日の一組目"RICO"のライヴがスター
トした。
8月24日に「CLASSICO.E.P」としてデビューを果たすラテンバンド"RICO"。
メンバー個人の技量はもちろんのこと、夏、そしてビーチに似合う。
特にこのリゾート地、葉山に。 「ESO BESO」のカバーから幕を開け、名カバー「Misty」や「朱の情景」などの代表
曲を中心に、そして新曲も交えつつあっという間のステージだった。
時には優雅に、そして時には激しく。 そしてこのバンド、実は凄い晴れバンドなのである。
実際、今日も晴れ。1週間前までは、雲行きが怪しかったりしたのだが、きっちり晴れにしてくれた。
大きい青空、そしてキラキラ輝く海をバックに素晴らしいステージだった。
|
ライヴ後のDJももちろんラテンな選曲で。
カウンターも徐々に列になり始める。
数箇所に配したお香の香りがリラックスムードを漂わせながら、、、
UMIGOYAの中はかなりいい感じになってきていた。
外の石階段にも人だかりが。 |
そして2組目のバンド"SAKEROCK"が登場した。
先週はFUJI ROCK FESTIVALに出演し、翌週はサマーソニックに出演と大忙しの中、葉山でのライヴが実現。
今年の6月にリリースされたアルバム「LIFE CYCLE」が全国各地で話題を呼んでいる
彼ら。 レコ発@クアトロでもそのステージングは圧巻であったが、この日も凄かった。
4人の演奏をバックに、後方の海がキラキラと輝いている。
「生活」「穴を掘る」「2、3人」に「OLD OLD YORK」と名曲のオンパレード!!「京都」から「ウコンのちから」への絶妙な流れは圧巻であった。
そしてフロントのトロンボーン奏者ハマケンのバースデイが前日だったということも
あり、すいかのプレゼント!!! 爆笑の中、キラキラ輝く海をバックにすいかにかぶりつくハマケンが眩しいほどに素敵でした♪
ライヴ後はドリンクで喉の渇きを潤したり、プレートで空腹を満たしつつ、中南米全般
の南の音楽で心地よく♪ |
そして夕暮れ頃、今夜のトリを務めてくれたMIZZの登場。
「勝部フラワーショップ」「Melodion」「孤独なドーナツ」「SUN
CHILD」等々3枚の アルバムから選りすぐりのラインナップ!
海にピッタリな選曲でかなりいい感じに♪ そしてMCでは、ちょうど60年前の今日、1945年8月6日に、世界で初めて戦争で原爆
が使用されたことについて触れ、命の尊さ、世界の平和を訴えかけました。
心に沁みる歌、そしてメッセージ。 名カバー「花」が演奏され、ラストは「月の下に揺れるもの」へ。
鳴り止まない拍手。綺麗に輝く月明かりの中、アンコールはこれまた名カバー「おそ
うじおばちゃん」で締めくくった。
最高のライヴを魅せてくれた3組のゲスト。 最高のライヴの余韻を楽しみながら、DJによるラテンな選曲、
|
そしてビーチでは花火の明りがキラキラとしている中、火照った身体を心地よい夜風でクールダウン
しながら夜は更けていった。 今年も夏の楽しい思い出になりました。
来てくれた皆様、本当にありがとうございました!
次回は10月1日。 銀座のレストランMy Humble House
Tokyoにて。 秋の夜長に心地よい素敵なラインナップでお届けいたします。
今までになかった豪華な組み合わせ。芸術の秋を堪能しましょう。
|
|